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何の花か香る

  
  
 
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蟇蛙嫌われ者のつぶらな目
  
 

  



  
 
 
 
「 巧言令色 」

 
赤いお本に載ったって
私の姿は変らない
醜い姿を笑われた
昔の方がまだいいよ
私は親にそっくりで
自慢の息子と呼ばれてた
メランコリーないぼ蛙
結局どうにも切ないもので
嫌われ者も少なくなれば
とたんにちやほやされるけど
ビリが居なけりゃ一等も居ない
ブスが居なけりゃ美人も居ない
ありのまんまであればいい
不細工汚濁ない混ぜて
誰がどんなに騒いでも
命は二つに増えないものさ
  
 
 
 
  
 


夏隣り

  
 
 
 
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蜜蜂も見捨てしこの世にしがみ付き

 
 
 
 
 




 
http://www.youtube.com/watch?v=JiXxPTspVAo

 
 
 
五行詩
 
 
「 見果てぬ夢 」
 
  
愛が通り過ぎた跡に
わだかまる水辺は
まだ死んではいない
一片の花が落ちれば
また姿が変る
 
 
 
 


 

石楠花


  
  
 
 
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田んぼには大合唱のレクイエム

  
  
  



 
http://www.youtube.com/watch?v=eyK5APDSl9M



 
 
 
「 なぎさ町 」



遠い日のあの人
波は寄せるけれど
帰らないものばかり
港にはかもめ
青春が泣いている
なぎさまち
落ちて行く夕陽

いつか見知らぬ街へ
人は旅立つけれど
恋しくて幾夜かを
あてもなく歩くよ
なぎさまち
夢はあの友がら
  
 
 





  
  

灯る者たち

  
  
  
 

 
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春暮色飽きること無くうねる海

  


  
  




http://www.youtube.com/watch?v=bzfjhseLPT4

 
  
 

 
桃花源
toukagen

ふるさとの 見捨てられし廃屋の裏に
今年も
淡き花の咲き誇る

泣くことは止せ 怒りは捨てよ
おまえのために 祈っている

命はどこにも行かないで
そこで 今年の春を歌っている

 


  

豆の花

 
  
 
 

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もう誰も酔眼なりき義士の祭

  
 

  




http://www.youtube.com/watch?v=Az4HGBfD0w4




  
 
 
「 ひとひらの 」

  
 
四ツ谷花街荒木町
時が落とした迷い町
浮かれ遊んで夜が明けて
曙橋を帰る頃
合羽坂には霧の雨
帰らぬものに縋るのが
男の夢と嘯いて
真に寂しい春だった
ああひとひらの花が飛ぶ
柳町までよろよろと
弁天町までおぼつかぬ


 
 
 

 
 

囀る(さえずる)

 
  
 
 
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好きですが云えぬ風情の春女苑(はるじょおん)

  
 
 
ちなみに、例によって絵と句は何の関係もありません、
春女苑は下を向いているのです。

 





ご面倒でもコピーして聴いてくらはい。

http://www.youtube.com/watch?v=rPzKl5qnc18 
  
 

 
「 ふるさと 」

 
きらきら光る川岸に
花も筏になる頃は
暗くなるまで鮎を釣り
親父に殴られ
風呂炊いた
貧しい事が嫌だとか
思った事はないけれど
母が泣くのが辛かった
生きれる場所を選べない
それがこの世の運命(さだめ)だと
誰もが云うけど信じない
きっと私は
あの家を求めて来たと思いたい
父と母とに会うために
生まれてきたと思いたい
楽しい事は少なくて
惨めだらけの暮らしでも
美味いも不味いも分け合って
肩寄せ暮らしたあの日々が
私のこころの
ふるさとだ

  







  
 
 
 

黄色い花

 
 

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この年の山吹来れば山に行く

 
 
 



 
http://www.youtube.com/watch?v=ZXnujMPt30Q
 


「 鮎 」
 

生まれ故郷を求め遥かに遡る
浅瀬や ダムに阻まれても
ひたすら そこへ辿り着く為に
尾を痛め 鰭を傷つけても遡上を
止めることはない ただ生まれた
川の匂いの記憶が 全てなのだ
生み親を知らない 鮎にとっては
そのようにしか 母を愛せない
それでしか 父を確認する方法が無い
よそ目には 悠々と泳ぐ彼女達の
愛を確認する作業は
あまりにも美しく哀しい

 
 
 

雲になりたい


 
 
CA9PHZW3.jpg

 
 
 


我が目には花も寂しき三鬼の忌

 
 
 




 
 
http://www.youtube.com/watch?v=1R8wkj4Hu4s

 

 
 
 
「 雲になりたい 」


若き日
雲にも風にもなれた頃
見つけたものは
一片の花にも及ばなかった
来た道は遠くなり
至る日々は近くなり
ああ今こそ雲になりたい
遥か紅海の
彼方ヒマラヤに雨と降るとも
悔いはない
私が唯一不向きだったのは
人間だったのだねぇ
今生は何とか人を勤めたのだから
今度生まれ変れたら
雲になりたい
国境の無い空を旅して
いつか異郷に散りたい


 
 
 





 
 


  

 

 

犬も歩けば



 
 
CAF3EIAH.jpg


 
 
 
鮎の子も見知らぬ郷が恋しいと


 
 
 




「 噛み付きたいほど好きだった 」



馬鹿なあたいを愛してくれた
ほんのねんねの二人して
夜を彷徨う十五の春を
思い出します時々は
ほんとだよ
噛み付きたいほど好きだった
それはほんとの
気持ちだよ

あれからどれだけ過ぎたのか
死にたいばかりで生きて来た
春になったら四ツ谷の花を
毎年独りで見に行くの
ほんとだよ
噛み付きたいほど好きだった
それがほんとの
気持ちだよ



 
 

恋疲れ


 
 
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鳴き疲れそれでも恋し春の猫


 
 



 
 
http://www.youtube.com/watch?v=VqHoqa_IEPQ


 
 
ちえさんの為に、ささやかに不定期ですが続ける事にしました、
せっかく出会えたのに縁は繋いで置きたいですものね。







    蜩
HIGURASHI



誰よりも早く哀しみを知り
時の移ろいを告げて鳴く
俺はひぐらし
心のままに
過去や未練を引きずり暮らす
訳を話さないで
君の目を見ただけで
居場所を失った
それだけはわかるよ

やがて空に舞う白い物たち
時の迷いに見えて来る
俺はひぐらし
労わる事を
せずに誰をも傷つけ暮らす
意味を重ねないで
言の葉は限りなく
虚しさへと続く
それだけはわかるよ

俺はひぐらし
あてない道を
あしただけはとめくる夢
優しくはしないで
帰ることしないから
淋しかったんだね
それだけはわかるよ


  
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yoshi

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